無添加石鹸は洗顔用の石鹸としても使えるの?

無添加石鹸は洗顔用の石鹸としても使えるの?

敏感肌の人にとって、どの洗顔料を使うかは重要な問題です。

それは、肌に刺激が強すぎると、肌荒れを起こしてしまうからです。一方で、汚れはきれいに洗い落としたいもの。無添加石鹸は肌に優しいと言われていますが、洗顔用の石鹸としても使えるのでしょうか?

このページでは、無添加石鹸はどのような石鹸なのか、また一般的なボディソープと洗顔料の違いを紹介していきます。
記事を読むことで、無添加石鹸が洗顔にも使える理由を知ることができます。

 ▼目次

1 無添加石鹸はどんな石鹸?
 1-1 特定の成分が無添加の石鹸
 1-2 添加物が一切入っていない
     無添加の石鹸
 1-3 ボディソープと洗顔料の違い

2 一般的な洗顔料と無添加石鹸の比較
 2-1 洗浄力について
 2-2 無添加石鹸は洗顔にもおすすめ

 

 

【1】無添加石鹸とはどんな石鹸?

無添加石鹸とはどんな石鹸なのか、

「特定の成分が無添加の石鹸」
「添加物が一切入っていない無添加の石鹸」

の2つに分けて説明します。


1−1特定の成分が無添加の石鹸

ある特定の成分が入っていないことを「無添加」とうたった石鹸です。

例えば「着色料無添加」と書いてある無添加石鹸は、着色料は使われていませんが、その他の添加物に関しては使われている可能性があります。
添加物はアレルギーの原因となる可能性があるので、敏感肌の人は特に注意が必要です。

添加物と聞くと人工的な化学物質を思い浮かべる方も多いかと思いますが、添加物には天然由来の成分のものもあります。そして、化学物質でも天然由来成分でも、どちらにでもアレルゲンはあります。化学物質無添加なら、肌トラブルがないかと言うと、そういうわけでもないのです。



 

1-2添加物が一切入っていない無添加の石鹸

多くの石鹸は、品質を保持するために防腐剤を使用しています。
しかしミヨシの無添加シリーズは、防腐剤を使用していません。また、着色料や香料などの添加物を使用しておりません。
無添加でも安定した品質が保てるよう、原料となる油脂の精製度を高めて生産しております。
“油脂からせっけんまで”の一貫体制が整っているため、新鮮で高品質な脂肪酸の供給ができ、質の高い無添加せっけんの製造基盤になっています。

ミヨシの無添加石鹸は、せっけんと水以外の成分を使用していないので、合成の界面活性剤に比べて、肌に優しい作用があると言われています。


 

1-3ボディソープと洗顔料の違い

ここで、ボディソープと洗顔料の違いについて考えてみましょう。

2つの一番大きな違いは、洗浄力です。
ボディソープは全身を洗うので、しっかり洗えるように洗浄力を考慮して作られているものが多くあります。
一方で、洗顔料は顔を洗うためのものです。顔の皮膚は、それ以外の部位の皮膚と比較して薄いので、洗浄力は比較的抑えられています。

また、洗顔料には保湿成分を配合しているものが多くあります。
ボディソープでも保湿成分を配合しているものもありますが、洗顔料の方がその割合は高いと言えます。 
ボディソープを洗顔用に使うと、使い終わったあと肌が乾燥して突っ張っているように感じることがあるでしょう。それはこの洗浄力と保湿成分の違いがもたらす影響なのです。



【2】一般的な洗顔料と
無添加石鹸の比較


2-1洗浄力について

洗浄力に注目して洗顔料と無添加石鹸を比較してみましょう。

 一般的な洗顔料

⭕️メリット
・肌の汚れをきれいに落とすことができる
・保湿成分が入っていることが多い
❌デメリット
・肌にとって必要な分の皮脂まで洗い流してしまうことがある
・丁寧にすすがないと洗顔料が皮膚に残ってしまうことがある

 無添加石鹸

⭕️メリット
・必要な皮脂や角質を残しつつ肌の汚れをきれいに落とす
・泡切れが良いため、肌への負担が少ない
❌デメリット
・洗顔後自分にあった保湿が必要



一般的な洗顔料は、合成界面活性剤によって肌の汚れを落とします。この合成界面活性剤は肌の汚れを落としてくれるのですが、一方で、肌にとって必要な分の皮脂まで洗い流してしまうことがあります

では無添加石鹸はどうなのかと言うと、汚れはしっかり落とす洗浄力がありながら、必要な皮脂や角質は残して洗い上げます。
さらに、簡単にすすぐことができるため 「泡が残りづらい」「肌への負担が少ない」いう利点もあります。合成界面活性剤を使った洗顔料は、丁寧にすすがないと肌に洗浄成分が残ってしまうことがあります。

無添加石鹸は水で薄めるとすぐに洗浄力がなくなってしまう性質を持っていますが、合成界面活性剤が入っている洗顔料は水で多少薄くなっても洗浄力を保つことができるためです。

 

 

2-2無添加石鹸は洗顔にもおすすめ

以上のことから、無添加石鹸は肌への影響が少なく、必要な皮膚や角質を残しながらさっぱりと洗い上げるということが分かります。
そのため、無添加石鹸は、洗顔用の石鹸としてもおすすめなのです。

無添加石鹸には保湿成分が配合されていませんので、保湿という観点から見ると一般的な洗顔料の方が効果の高いものがあるかもしれません。
しかし、配合している成分の種類が多くなればなるほど、肌トラブルが起きる可能性もあります。
添加物が含まれていない無添加石鹸でしっかりと汚れを落とし、洗顔後のお手入れで自分にあったケアを重点的に行うことで、より肌に優しいスキンケアを行うことができます。

ミヨシ石鹸には、石鹸成分だけで作られた「無添加 泡の洗顔せっけん」という商品があります。もちろん合成界面活性剤、香料、着色料、防腐剤全て不使用ですので、どんな年齢・肌質の方でもご使用いただくことができます。
ボトルから直接、きめ細かな泡となって出てくるので、泡立てる手間が省け、いつでもふわふわな泡で摩擦を起こさずに優しく簡単にお肌を洗える製品です。

固形石鹸と違ってどこでも好きな場所に置けて、石鹸入れを掃除する手間なく、衛生的です。

この機会にせっけん洗顔をご使用してみてはいかがでしょうか。